晴乃皐の心赴くままに綴る言葉達
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晴乃皐
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女性
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読書
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blog start 20060817
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blog start 20060817
「ユキは恋愛に興味無いんだとばっかり思ってたよ」
「何で」
「だってモテない訳じゃ無いのに付き合おうとしないじゃん」
「何も知らない女となんか付き合えねぇよ」
「付き合いながら知るって選択肢は無いわけ?」
「無い」
「あそ」
何でこんな無愛想なヤツがモテるんだか。
女の子達の心理は全くもって理解できない。
「陸は俺に彼女が出来て、一緒にいられなくなっても平気なのか?」
密かに毒付いていた俺に、行成は突拍子もない質問を投げ掛けてきた。
「は?何言ってんの?一緒にって、子供じゃあるまいし…」
「まあ、そうだな」
いつも通りのぶっきらぼうな答えは、その質問の意図をますます判りにくくさせた。
小さい頃はこんなに判りにくいヤツじゃ無かったんだけどな。
行成は、隣り合った家の門の前で別れるまで黙ったままだった。
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